リフォーム事例17 京都市I邸(築60年)
オープンで風通しのいいLDKへ。収納や音漏れの悩みも解消し店舗も理想の空間に
築60年が経ち、老朽化が気になっていた店舗兼住宅を見直されたI様。
1階は仕切り壁を取り払い、LDKをオープンな空間へと様変わり。
浴室だったスペースは大型パントリーとして活用させ、希望通りすっきりと使える空間へと一新した。
2階の店舗は不要な柱や壁をなくしてオープンな空間にし、壁を二重張りにして防音シートを採用。
床材も分厚くし気になっていた音漏れも解消した。
店舗
2階の店舗は段差や仕切り壁をなくして、くつろげる雰囲気のオープンな空間へ。
よく旅行で訪れていたタイのサロンをイメージして梁や天井はその味わいを活かして塗装し、
受付の壁にはターコイズブルーのクロスを合わせた。
右手の壁には明り取りの窓も設け、光も注がれるようになり明るさと風通しも向上。
LDK
玄関ドアは風だけを取り込むことができる仕様のため、家中に風が抜けて気持ちよく過ごせる空間となった。
エアコンの風も洗面室まで届き、年中を通して快適に過ごせるように。
LDK
左奥に配置されていた洗面室と浴室を玄関側に移動させたことで、オープンで広々と過ごせるLDKが誕生。
玄関の近くにあった階段はリビングに取り込みスケルトン階段にするなど、間取りをガラリと変えたことで、
理想としていた明るくのびやかな空間へと生まれ変わった。
洋室
洋室の間仕切りを取り払い天井高を活かしてロフトも設計。見違えるほど開放的に過ごせる空間に生まれ変わった。
奥の店舗空間との間や右奥の壁のデッドスペースにも収納を設けるなど、できる限り収納を作る工夫も。
玄関
自転車を置ける理想の広さとなった玄関。フィックス窓を設けて明るい空間へと様変わりした。
玄関ドアは光と風も取り込むことができる機能性を備えたものを採用した。
店舗玄関
以前は段差が高く入りづらかったことから、ゆるやかなカーブを描いた階段に。
玄関扉は写真でイメージを伝えて木を繋ぎ合わせて同社が造作。
両側にはタイルを合わせたほか庇も取り入れて、理想通りの佇まいとなって再生した。
住居玄関
既存の杉板部分は丁寧に塗り直し、落ち着いた和モダンな佇まいとなって生まれ変わった。
段差も解消したことで玄関に入りやすくなり、自転車の出し入れもラクに行えるようになったそう。