
ズーデザインハウスのリノベーションのコンセプトをご紹介します。
ズーデザインハウスのリノベーションでは、今まで住んでいる家や、親類が住んでいた家又は中古で買った家の、デザイン性や間取りや生活スタイルや性能の大幅な向上をすることが出来ます。
建物の躯体を残し、内外装を新しくして、耐震性や断熱性や給排水電気ガスIT設備などを新しくすることにより、今現在の生活に求められる性能に合わせた建物にする事が可能です。つまり建物としての資産価値を上げることが出来るのです。
耐震基準は、関東大震災の次の年1924年(大正13年)に世界に先駆けて日本で施行されました。その後1981年(昭和56年)に耐震基準が大きく改正され、新耐震基準が誕生しました。昭和56年以前の旧耐震基準では震度5程度の耐震に耐えうる住宅との規定となっておりましたが、昭和56年以降の新耐震基準での規定は、震度6で倒れない住宅と変わりました。
その後木造住宅では、1995年(平成7年)の阪神大震災後に建築基準法改正で接合金物の推奨が加わりました。2000年(平成12年)には、基礎地盤調査が義務化されたことに加え、構造材継手の仕様が特定化され、筋交いや柱のつなぎ仕様が明確化されホールダウン金物も必須となりました。さらに構造耐力壁の配置バランス計算も必要になりました。
リノベーションの中で、平成12年基準に近い接合部金物補強や耐力壁の配置バランスを組み込んだ耐震補強をすれば、震度6で倒壊する可能性の低い住宅にすることが可能となっております。
建築士事務所でも有りますズーデザインハウスで規定通りの耐震補強を行い、耐震基準適合証明書を発行することにより、低金利な住宅ローンを使える上さらに、住宅ローン控除を受ける事も可能です。さらに京都市からの耐震補強に関する補助金を受け取る事も可能です。(住宅ローン控除や耐震工事補助金の内容は年度により条件が異なりますのでご相談ください。詳細な条件に当てはまらない場合は控除や補助の恩恵を受けられない場合がございます。)
リノベーション前
リノベーション工事①
リノベーション工事②
リノベーション工事③
リノベーション後
ズーデザインハウスでは、上下水道の設備配管には寿命が有る事を理解しています。
と言いますのも、京都市上下水道市指定業者である弊社では、古くなった建物の所有者さんから水漏れや配管つまり修繕工事の依頼を多く頂いているからです。
上水道での水漏れは、築35年から45年のお家が多いです。その当時の配管の特徴は、土の中が塩ビ配管で、洗面やキッチンや風呂などの根元で立ち上がる部分から鉄管になっていることで。鉄管と塩ビ管の間にゴムパッキンが使われていて、その部分のゴムに負荷がかかりさらに劣化すると水漏れが起こるのです。この部分は、床下の土部分ですので発見が困難なのと、修繕するには床や壁の解体復旧工事が伴い多くの費用が発生します。水漏れ調査から復旧までには1ヵ所8万円程度かかる事が多いです。
配管の弱点を経験上把握している弊社では、リノベーション時に配管の弱点部分を取り除く上下水道配管工事をご予算に合わせておすすめしています。
建物のメンテナンス工事やリフォーム工事を日々行っている経験を活かすことで、長く安心して住める家にリノベーション出来と考えています。
リノベーション前
リノベーション工事①
リノベーション工事②
リノベーション工事③
リノベーション工事④
リノベーション工事⑤
リノベーション後
電気設備やIT設備は、生活スタイルの変化により大きく変わってきています。
電子レンジ、IHコンロ、炊飯器、アイロン、ドライヤー、掃除機、洗濯機、エアコンなど1000W程度電気を使う電化製品が多くなっています。電気は火を使わないから安心と思われている方もいらっしゃいます。細い電線に多くの電気を流すと線が熱くなり燃えることが有るのですが、ご存じない方の方が多いようです。
築30年以上でブレーカーが6個のみ付いているお家をリフォームすることが有ります。メインブレーカーが無いので、バランスよく使うと6000W~8000W(上記に書いた電気器具すべて)の電気を一気に使う事が可能です。しかし、古いメイン配線は細いことが多いので、発熱引火の恐れがあります。リノベーション時には引き込み配線を最適とされるサイズにインチアップして、メインブレーカー及び漏電ブレーカーの設置をすることも大切になってきています。
また、光ファイバーやLANが将来入れ替え出来るようリノベーション時には、事前準備した配管計画をおすすめしています。
日本で初めて住宅の省エネルギー基準が制定されたのは1980年。それまでの日本の住宅では断熱材が入っていないものがほとんどでした。夏は暑く冬は寒いという室内環境で、その室温をコントロールするために冷暖房を稼働させ、限りあるエネルギー資源をどんどん使うようになりました。
1970年代に二度にわたるオイルショックに直面し、石油に依存しきった生活からの脱却を目指して、1979年「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)」が制定され、住宅・建築物でも省エネ対策を「努力義務」として1980年に義務基準(旧省エネ基準〈S55基準〉)が定められ建築主に対して課されました。
それでも、1999年の改正(次世代省エネ基準〈H11年基準〉)以前の建物では断熱材は壁に入っていても天井や床には入っていないものが多く見受けられます
近年の地球温暖化問題や東日本大震災で露呈した原子力発電に対する懸念を受け、エネルギー削減の動きが加速し、省エネ法によっても住宅の省エネ基準が強化され断熱性能の見直しがなされています。
ズーデザインハウスのリノベーションでは、建物構造やご予算の関係で断熱材が入れられない場合を除き、建物の天井・壁・床、全てを断熱材で覆う事を基本として考えていますので、限りあるエネルギー資源を大切にでき、かつ光熱費を節約できるので、地球にも家計にも優しい家づくりに繋がります。
断熱材活用リノベーション(床)①
断熱材活用リノベーション(床)②
断熱材活用リノベーション(床)③
断熱材活用リノベーション(天井)①
断熱材活用リノベーション(天井)②
断熱材活用リノベーション(天井)③
省エネ対策等級4クラス施工例(床)①
同(床)②
同(壁天井)
同(ユニットバス基礎)